top of page

特に何かしたわけでも無いのに痛みがある。何故かいつもココに痛みが出る。この痛みは歳だから仕方ないと言われた。子供が成長痛と言われた。

では、なぜそこが痛むのでしょうか?

痛みは誰でも不快な物で一刻でも早く解放されたいと思います。実際、対症的な方法は数多くありますが、それでは一時的な効果だけでなく、無理に痛みを抑制してしまいかえって悪化させるものも少なくありません。痛みは一症状に過ぎず、身体の異常を知らせる危険信号です。

​急性に症状の場合は痛みと原因は直接つながりますが「癖」「使いすぎ」によるものなど本当の原因は分かりにくく、その場は楽になるものの、時間がたつにつれてまた痛くなる、同じ怪我(ネンザなど)を何度も繰り返す。検査では異常ないといわれ原因がわからない。年齢的なものと言われた。成長痛だから時間が来れば落ち着くと言われた。

このような経験ありませんか?

 

実際にこのような声を多く耳にします。では「いつまで待てば痛みはなくなるのでしょう?」「同じ歳のあの人は痛くないらしいけど?」

どこに行っても同じと思わないでください。ただそこに痛みの原因がないだけです。痛みにとらわれると本質的な原因が見えてきません。痛い部位と原因部位は異なることが多いのです。ですから本当の原因を探しだし「なぜそこが痛むのか?」わかれば根本から改善することができます。

日常生活での痛み

日常生活や姿勢には、必その人特有の『癖』(原因)があります。それは毎日の中で決まった動作、テレビの位置や机・椅子の高さなど様々な環境によって築かれるもので、私たちは毎日知らず知らずのうちに『癖』を繰り返し、そればかりか苦痛をなくすことに身体を動かし、偏りがどんどん進行・蓄積されていきます。その結果自ら悪条件を作り出してしまっているのです。

●膝の痛み

膝の痛みは大変な苦痛を伴い歩行困難になってしまうこともあります。では、なぜ痛くなったのか?原因は様々ですが年齢など簡単に決めつけていませんか?

・足関節が弱く過度に膝に体重が掛かりすぎてしまう。

・股関節が曲がりにくいために膝に負担がかかってしまう。

・体幹が捻れているために、膝にまで不自然な捻れが生じている。

●腰の痛み

・片方の股関節が曲がりにくいため、足の組み方が決まってしまう。

・たとえ手の作業であっても、姿勢から手の疲労が影響を与える。

・普段の片寄った体重のかけ方から腰に影響を与える。

このように膝や腰に負担をかけている要因は様々です

思い当たる節はあったでしょうか?

このように局所に痛みを与える要因は、全身に存在しています。筋肉・関節は常にお互いの関係性を協調し合っています。ですから痛みのある箇所だけを見ても本当の原因は見えてきません。まずは、その原因となっている動作や姿勢を改善し偏りをなくすことが回復への近道です。元々、人間は無意識に偏りを調整する機能を持っています。しかしその範囲を超えた時に何らかの弊害が出てきます。そうならないためにも一度崩れた本当の原因を根本から取り除きましょう。

bottom of page